素敵な女性から・・・⑤
どうも小物です。
昨日はとんでもなく忙しい日々を送っておりまして書けなかったです。
そして私、悩んでおります・・・
この話も最初はさらっと書く予定でしたが書き出したら止まらなくなっております。
正直、もう飽きてるだろうなと思いつつ書いております。
宣言!!
この話を入れて後2話で終わらせます!!
がんばりまーーーーす!!
最初から見たいと思って頂いた方は↑のリンクからどうぞ!!
では、続きをどうぞ。
少し冷たい手でしたが逆にその手がとても愛しく思え、私も握り返しました。
10分くらい走るとサツキちゃんの住むマンションの前につきました。
すごく名残惜しい気持ちでしたが、その日はさよならをして私は家に帰りました。
ピロン
「今日はありがとうございました、とても楽しかったです。」
正直、この内容を見た時、もう会えないのかなと思いました。
でも、ここで終わるのがとても辛くなりメッセージを返信しました。
「家についたら電話していい?」
この日、返信は帰ってきませんでした。
翌日、仕事をボーっとこなしておりました。
すると、おデブちゃんからメッセージが来ておりました。
「生きていますか・・・、お手紙ください」
お手紙って・・・
何かその日の壺に入ってしまい、一人でクスクスする私、それに気づいたスタッフが白い目で見だします、でも止まらないクスクス・・・
とりあえず返信
「親族だけの家族葬にさせていただきます」
なぜか既読スル―され腑に落ちない・・・
1時間たっても返信が来ない・・・
「生きてるよ」
お茶目な私が出ちゃいました。
返信来ました
「忙しい」
スンデレでした。
とりあえず、なんか気分が晴れました。
仕事を終えようと帰り仕度をしてる時、Zaloがなりました。
「昨日はごめんなさい、少し酔ってたので寝てしまった」
なんか少し冷静になっていた私、昨日の勢いで話してたら何を言い出すかわかなかった私だったのでこのタイミングでメッセージをくれたのがよかったかもと思いました。
そしてそのメッセージに昨日は遅くまでごめんね的な文章でお返ししました。
その日、いつも行くお店ビールを飲んでるとおデブちゃん登場。
前に会った時もよりも太ってるような気がしたのは置いておいてこの数日間をヒアリングされる私ですがなんか話すのもな~と思いつつ「YES or No」の返答で乗り切りました。
おデブちゃんは相当、しつこかったです・・・
そして家に帰り追いビールをしてるとサツキちゃんから急に電話きました。
あわわ、あわわでその時、取れませんでした。
一息ついて折り返ししました。
内容はざっとまとめると
・ベトナム料理は好きか?
・どんなベトナム料理を食べた事があるか?
・肉か魚どっちが好きか?
など、グルメロケでも行かされるんじゃないかと思うくらいの質問を受け
最終的に鍋を食べに行こうとなりました。
そしてその日を境目に夜ごはんを一緒によく食べに行くようになり週に1.2度は会うようになっていました。
そして試験の日を迎え、サツキちゃんは出来にあまり納得行ってはいませんでしたが無事に終わりました。
この時すでに忘れていました。
この試験が終わったら田舎に戻る事を。
そして普通にまた食事の約束をしていたので一緒に食事をしていると
「来週、田舎に戻りますね」
帰る間際に伝えられ一瞬、何を言われたのかわからなくなった私。
引き留めることも出来ずに頷き、そしてなぜか笑顔になれない私がいました。
店をでてタクシー捕まえるまでの道、私は無意識に手を握って歩いてました。
タクシーの中、来週、最後の食事をしようと伝えましたが引越しの準備があるから予定が決められないと言われ、何も覚悟を決めないままこの日が最後になるかもと思い
サツキちゃんの家の少し手前でタクシーを止めて少し歩いて帰る事にしました。
ただ歩くだけ、何も言わずただ歩くだけ。
少し先の角を曲がればサツキちゃんのマンションだと思うと足が止まりました。
顔を見ると、なぜか泣いていました。
すごく愛しくなり抱きしめました。
1分.2分・・・
ただ抱きしめるだけでした。
少し肌寒くなってきたので風邪をひかせたら申し訳ないと思い、帰ろうと伝えました。
頷く顔をを上げた瞬間に私は唇を合わせました。
お互いを強く抱きしめました。
オレンジ色の街灯とクラクションがうるさいベトナムの路地で長いようで短い時間を過ごしました。
さて、次回が最終になります。
終わるかな・・・